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真珠ネックレス【嫁入り道具の必需品】

嫁入り道具の一つでもある真珠【パール】ネックレス。
お道具の一つにも挙げられているけど、実際のところ、本当に要るの?お悩みの方も多いと思います。

 

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【真珠のネックレスは必要なの?】

まず、真珠というものは大人の女性の嗜みの一つです。しっかりとマナーを知った上で真珠を身に着けて頂くことで、ワンランク上のフォーマルなイメージを与えてくれます。

真珠のネックレスをつけていく場所は限られていますよね。冠婚葬祭・子供たちの入学式(入園式)、卒業式(卒園式)。真珠を持っている方は皆さま着けてこられると思います。そうすると、どんなものを身につけているのかを見比べ状況になります。

そういった場所に行くときは、女性は家の代表として着飾るので、しっかりとしたフォーマルな恰好をするためににも、やはり、真珠【パール】のネックレスが必要となってくるのです。

【真珠(パール)の語源・由来】

見た目の形から、『洋ナシ』を意味するラテン語「ピルラ(Perla)」、二枚貝を意味する「ペルナ(Perna)」からその名をつけられた・・・等々の諸説あります。

和名は、『真珠』です。日本では、山でとれる美しい石には〈玉〉、海でとれるものには〈珠〉といい、そこから名付けられたといわれています。

真珠のネックレスはgarden梅田2

【愛情の象徴】

好きな人と引き寄せあい、愛し合う。といった意味合いを持ちます。大切な家族や友人、仲間などの身内に対する愛情の象徴です。真珠のネックレスは、切れ目のな円を描くこ形から、縁を結ぶとされ、全世界の人たちにも愛され続けています。

【涙の象徴】

真珠は「月の涙」・「涙の象徴」とも言われています。元々は、お悔やみの席ではジュエリーを着けないことが主流でしたが、現在のイギリスのエリザベス女王がチャーチル元首相の葬儀に参列した際に真珠を身につけていたことが始まりと言われています。上流階級の婦人たちもそれに習ったのがきっかけとなり、お悔やみの席での真珠がポピュラーになったとされています。

「涙の象徴」とされる真珠を身につけることは、故人や遺族への敬意の現れにもなると言えるでしょう。

【お悔やみの席でのマナー】

上記で記したように、今はお悔やみの席で真珠のネックレスを身につけて参列することが個人や遺族に対しての敬意の現れになりますが、真珠であればなんでも良いというわけではございません。

お悔やみの席で着用できる色は、〈白・グレー・黒〉の3色です。長さは、40cmくらいで、一連のネックレスが基本です。2連等の重ね着けは、不幸の繰り返しという意味で捉えられてしまうので避けましょう。

【宝石言葉】

健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成

真珠のネックレスはgarden梅田

〈真珠の評価基準〉

真珠にも、ダイヤモンドのようなしっかりとした評価基準が存在します。『巻き』『形』『テリ(輝き)』『キズ』の4つの項目に分けてそれぞれを評価していきます。

★巻き・・・

真珠の価値を決めるもっとも大切な要素が、巻きです。「巻き」とは、真珠の核の表面を覆っている真珠層の厚さの事を指します。真珠の耐久性という点でも非常に重要な項目です。また、「巻き」の厚いもの程、《テリ(輝き)》の強いものになります。アコヤ真珠はアラゴナイトと言われる、非常に薄い炭酸カルシムの結晶が1000枚以上積み重なって構成されています。厚さが0.35ミクロン~0.5ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)で一般的な真珠に比べるとすごく分厚いものです。ただ巻きが厚いのではなく、表面にも中にもキズのない真珠は本当に極わずかしかとることができません。

★形・・・

自然環境の中で育てられる真珠は、環境によって様々な形になります。アコヤ真珠は一般的に丸い球で、中でも真円に近いものが最上級とされています。アコヤ真珠の「形」に対する基準は他の真珠に類を見ないほど厳しく、『ラウンド』『セミラウンド』『バロック』に選別されます。形の変わった不定形なものはバロックと呼ばれ、ファッションジュエリーに使われるなどして、真珠の愛好家からも人気のある真珠です。

★テリ・・・

『テリ(輝き)』は、真珠の光沢や輝きの事です。「照り」と表されることもあります。強い光沢感のある輝きを放つものから、ぼんやりとした光沢の物まで幅広く存在します。テリは真珠層の厚さの「巻き」と大きく関係し、巻きが分厚い真珠のほうがよりテリが良くなります。しかし、「巻き」の分厚い真珠が「テリ」が良いというわけではありません。真珠の表面の柔らかさや、真珠層の厚みと層の入り方が均一かで大きく変わります。
真珠の内部からの反射光が美しいものが理想で、テリの良い真珠は映り込むものがシャープにはっきりと見えます。

★キズ・・・

真珠は生きている貝が創り出す宝石です。真珠が形成される生成過程で、“しわ”や、“へこみ(えくぼ)”の突起などが真珠表面の美しさを損なう原因になるものを一般的に「キズ」と呼びます。傷の数や大きさ、種類、位置などによって真珠の価値が大きく左右され、キズの少ないものが上質とされます。gardenの厳選した真珠は、無傷やほぼ無傷のグレードの真珠をジュエリーに使います。

gardenの厳選された真珠たち
gardenパールの詳細見たい方こちら
↓↓↓
https://garden-index.com/brand/garden-pearl

 

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花珠真珠のgarden梅田

アコヤ真珠の最ランク“花珠真珠”

★花珠とは
全ての項目の評価で最高ランクでクリアしたものが、「花珠真珠」と呼ばれます。

浜揚げされた真珠の中で、宝飾品として使用できる綺麗なものは約半分です。花珠真珠はさらにその中でも、上位2~3%の物と言われ、とても希少価値の高い真珠(パール)と言えます。

無調色にこだわった【WAKANA】

WAKANA和奏の真珠はgarden

WAKANAとは

WAKANA(ワカナ)とは、シチズンジュエリーと日本屈指のアコヤ真珠養殖場、上村真珠とのコラボレートで生まれた、純国産のパールブランドです。
WAKANAで使用する真珠は全て『無調色越物パール』のみ使用しています。無調色と越物にこだわる上村真珠がつくり出した美しいアコヤ真珠のみを厳選しています。専用の鑑別書は、WAKANAの最高品質保証の証です。
WAKANAを生産する上村真珠の海

生産者の上村真珠とは

『真珠本来の色の美しさを届けたい』と『真珠は巻いていなければ宝石ではない』の考えのもと、無調色で越物真珠の生産に取り組んでいるのが、長崎の壱岐に養殖場を置く上村真珠です。
創業者が真珠の美しさに魅了されて、大学卒業した昭和25年からずっと真珠の養殖し、真珠の美しさだけでなく、稚貝・母貝・細胞貝まで自社で養殖・研究、餌となるプランクトンの培養までの真珠の全てを追求してきた日本でも唯一と言っても過言ではない会社です。いち早く、真珠本来の美しさを表現できる無調色パールの生産に尽力し、日本国内屈指の真珠養殖業者へと進化し続けているのが上村真珠です。その真珠へのこだわりの高さと美しさから何度も農林水産大臣賞を受賞しています。
上村真珠がWAKANAを育てる海

真珠を育てる環境へのこだわり

WAKANA【和奏ワカナ】を生産する上村真珠は、自分たちで養殖する場所も厳選して日本の中でも、長崎の壱岐でまだ他の魚の養殖に使われていない海が全く汚されていない湾を選んでいます。また、そこの漁業権をすべて借り上げて、今も他の魚種の養殖には使われず上村真珠の真珠のためだけに使用されている海でしか育てていません。汚れのない海で育てるからこそ最高品質の無調色の越物パールを生産できるのです。
補足・・・現在、市場で出回っている真珠のほとんどが「調色」したものです。調色とは、一つの連のネックレスの中で真珠同士の色を調節するために人工的に真珠に色を染色することを指します。
その色の調節をしていない真珠の事を『無調色真珠』と呼びます。

無調色真珠の良さ

上村真珠の無調色真珠たち

無調色真珠とは

現在、市場で出回っている真珠のほとんどが人工的に染色した「調色」しているものです。無理に真珠の色を人の手を加えて変えるのでやはり劣化しやすくなります。調色をしていない「無調色真珠」は、人の手を加えて、本来は真珠にあまりよくない薬品などを極力使用せずに仕上げられるので『経年変化に強く、耐久性が高い』事が特徴です。類まれない美しさも無調色の良いところなのですが、最大の利点は経年変化への強さです。
無調色なので、長年お使いにならなくても劣化がしにくいのです。他の鉱物系の宝石とは違い、真珠は生物からつくり出される唯一の宝石です。生物がつくるからこそ全ての真珠には個体差があり、色や形も様々です。無調色で、それらの個性を揃えて一本のネックレスを仕上げるのは大変難しい事ですが、本物にこだわる『WAKANA』は人工的に色を付ける調色作業を一切していません。無調色の真珠が放つ本物の真珠の美しさを届けたいという想いで一点一点丁寧に作られていきます。
◎無調色でもシミ抜きが必要になります。シミとは真珠層にある有機物ですが、それを除去することでより透明感がでてテリ(輝き)が増します。シミを抜くために真珠をアルコール液に着けるのですが、シミが少ないもので2-3週間程度、シミの多いものは半年近くかかります。最初のシミ抜きの選定で全体の40~50%しか使えません。繰り返し処理をすることでしっかりシミ抜きができるのですが、これらの手間暇をかけてでも全体の10%はシミが抜けきらないので使うことができません。

真珠が出来上がるまでの養殖の流れ

1.稚貝の生産

WAKANAワカナは稚貝の研究もするよ
WAKANAワカナは貝の餌の研究もするよ
 

人工採苗(じんこうさいびょう)・・・

3~6月にかけて、陸上施設で稚貝の生産から始めます。
WAKANAの生産元の上村真珠では、養殖の漁場である半城湾(壱岐)に適した貝を作るために、昭和43年から人工採苗をはじめ、5年間かけて養殖に伴う貝(母貝・母貝を繁殖させるための貝)の全量確保に成功しました。
近年では、真珠の色目に影響する細胞貝(真珠の核に張り付ける細胞を摂取する貝)の研究に力を入れています。両貝とも真珠層の厚さが真珠のテリ(輝き)に影響するため、毎年データを記録して、良く巻く貝・細胞貝を厳選して親貝として受精させます。また上の写真(右)のように餌となるプランクトンの培養も行っています。実際、この施設を見に行きましたが、養殖場には一切見えない研究所と言った方がしっくりくる施設でした。

2.核入れ

WAKANAワカナの細胞作りの風景
 
WAKANAワカナの核入れ風景
 

挿角(核入れ)・・・

4~10月 稚貝を数年(2~3年)育て上げ、育てた母貝に核と細胞を入れます。この時、職人が母貝の調子を見ながら核入れできる母貝のみを厳選していきます。使用される核は、アメリカ産のミシシッピ川で採れたドブ貝の貝殻部分のを丸く削った物を使用します。
細胞は、アコヤ貝の外套膜(貝ひも)を1mm程度に切り分け使用します。←これを【ピース】と呼びます。
ちなみに、核入れ作業は10~15人の職人さんで核入れをしていきます。ベテランの職人さんで一日に800~900個の貝に核入れをしていきます。見学の時に核入れ作業を体験させて頂きましたが、生きた貝に手術をするようにメスで口周辺からから生殖器部分まで切れ込みを入れて、先に細胞を入れてから核を挿入していくといったかなり集中力が必要な神経を使う作業なので、そんな個数をこなせる気が一切しませんでした。。。
年間に200万個の貝に核入れをしていくのですが、越物真珠にしていくのはその中でも120万個。そして、『WAKANA』に使用できる真珠はその中でも10%ちょっとしかありません。

補足・・・あまり知られていませんが、アコヤ貝にとって入れられる核の大きさは、人で例えると人の中にバレーボールを手術で入れるのと同じくらい負担があるみたいです。想像すると・・・・・・やっぱり想像したくないですね。笑

3.挿核後

WAKANAワカナの貝の洗浄風景
 
WAKANAワカナの洗浄した貝を海に戻します
 
核入れ後・・・
核入れの傷が治るまでは、湾の中でも波の静かな場所で養生させます。傷が癒えるとレントゲンにて核が脱核していないか、適正な位置で留まっているのかを確認して上記の写真(左)のように縦籠に綺麗に並べて沖に出します。
沖に出してからは、貝に藤壺や海藻などが付着するため、定期的に船の上で水圧洗浄機で掃除をしていきます。さらに大きな汚れがついた貝は、上記の写真(右)のように陸上にあげて手作業にて汚れを除去します。そのため多くの人手が必要となりますが、こういったこまめな手入れが後の真珠の収穫量と品質に関わるため、きっちりこだわって手入れしてします。

4.浜揚げ

WAKANAワカナの真珠の浜揚げ風景

浜揚げ・・・

2月~2月に貝を引き揚げて真珠を取り出します。
寒い時期に行うことにより、きめ細かい真珠層が一番上に形成されて、美しいテリ(輝き)を放つようになります。これを化粧巻きと言います。
※当年物(一般の真珠)・・・春~冬 7か月~9か月
※越物(WAKANA)春秋~冬~翌年の冬 15か月~21か月
 
★越物真珠は、当年物真珠に対して死亡率が上がります。また、巻きが厚くなれば真円率も低下します。さらにキズ(えくぼ)が増える割合も高くなります。当年物に比べ、長く養殖することで倍の広さの漁場も必要となります。
上村真珠は、形・キズやリスク軽減より巻き厚の分厚い真珠として最高の美しさに重きを置いています。WAKANAはその拘りの中で育てられた真珠の中でもすべての面で最高水準の真珠しか使用しておりません。 

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