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アントワープ内にあるホテルにチェックインすると、10分程で着替えてすぐに観光スタートです!
まず気になったのはアントワープ駅のかっこよさ!思い描いたヨーロッパの美しさを丸ごと表現したような風格に感動しました。
アントワープ駅の正面にメインストリートがあり、おしゃれなテラスを持つ飲食店が連なる姿に、早くも飲みたいモードに。
とはいえ時間も早いので、まずは繁華街を散策。メインストリートは石畳みのような地面が続き、革靴だと少々痛いといことを感じました。
それでも繁華街から見える建物はどれも美しく、統一された世界観。ショップはZARA、H&M、ユニクロなど、日本でも馴染みのあるファストファッションも多く存在するが、景観を守るために、建物の外観へのこだわりが見られる。まるで京都みたいだな、という印象に。

アントワープ駅
アントワープ駅の正面にメインストリート
統一された世界観

日本でも馴染みのあるファストファッション

アントワープに来たからには行ってみたかったのが、フランダースの犬のラストシーンで登場する「アントワープ聖母大聖堂」。 ネロとパトラッシュが抱き合いながらルーベンス作「キリストの降架」を前に命を終える感動のシーン。 大聖堂前にはそのネロとパトラッシュの彫刻があり、感動のシーンが蘇る・・・かと思いきや、なんとパトラッシュ、アニメとは違う犬種の姿だったのです。 日本のアニメから「セントバーナード」というイメージでしたが、原作は「ブービエ・デ・フランダース」という犬種らしいです。知らなかったので絶句してしまいました。

ネロとパトラッシュが抱き合いながらルーベンス作「キリストの降架」

気を取り直してアントワープ観光! アントワープはたくさんの運河やモニュメントが街中に広がり、いわゆる“フォトジェニック”な空間が多数。Instagram用のも写真を撮りあって、部長と大はしゃぎ!

アントワープはたくさんの運河やモニュメント

ディナーには「Colveniner」という地下にあるワインセラー付きのレストランでコース料理を堪能しました。

ディナーには「Colveniner」

夕食後はホテルまでバスで移動。アントワープは22時過ぎまで街中が明るく、まだまだ眠れないのでホテルの周辺のテラスで乾杯。美しい街並が広がるテラスは、その後の滞在中に毎日晩酌の席としてお世話になりました。

美しい街並が広がるテラス

眠れないのでホテルの周辺のテラスで乾杯
美しい街並が広がるテラス

朝8時半に集合し、徒歩5分ほどの所にあるダイヤモンドストリートに到着。
Z型の3本筋、1kmほどに約1700社ズラリとならび、約100ヶ国から人々が集まるダイヤモンドストリート。
中でもAWDCは圧倒的なスケールの建物でさすがの存在感でした。

ダイヤモンドストリート
AWDCは圧倒的なスケールの建物

姉妹組織のHRDダイヤモンド鑑定機関を見学し、4Cランク付けはもちろん、人工ダイヤかどうかの判断をメレダイヤにおいても行う鑑定の作業風景を見学。 カラーの鑑定は肉眼+コンピューターで行っており、用意されたマスターストーンを元に、うすい白熱灯のうすぐらい所で行う作業。非常に集中力のいる作業なので、1人30分で休憩に入るそうです。

鑑定の作業風景を見学
人工ダイヤかどうかの判断
集中力のいる作業
4Cランク付け

コンピューターは肉眼に近いレベルで作業時間は1分。それを2時間繰り返す度に1回調整を行う必要がある精密な機械です。
カラーの時点で天然かトリートか人工か鑑定し、トリートか人工のものはラボに送付しさらにより精密な鑑定を行います。
クラリティーはHRDが独自開発した世界一の精度を誇る顕微鏡(高そう)で鑑定。人工ダイヤを判断する機械は1度に500ctまで判断でき、1㎜のメレダイヤも鑑定可能。

独自開発した世界一の精度を誇る顕微鏡
人工ダイヤを判断する機械は1度に500ctまで判断
研磨工場
コンピューターでどうカットするか決定

続いて見学したのは歩いて2分ほどの所にある研磨工場。
入館にパスポートが必要な万全なセキュリティー体制。10人ほどの職人がおり作業を行っています。
作業行程は、まず原石をスクリーニングにかけ、コンピューターでどうカットするか決定。次に決定されたカットに合わせて形を整え、必要な面数に応じて面を入れていくという流れ。職人は4つの石を同時にカットするという技術を駆使して作業が行われます。

次に徒歩1分の所にあるダイヤモンドの取引所へ移動。取引所は全世界に31か所あるうち4つがアントワープ。25年前は一階の大きなフロアで取引がおこなわれていたそうで、その為に北側に大きな窓が配置されている設計。現在では上のフロアで各社ごとに部屋が存在し、取引はそこで行われているそうです。
AWDCは会員になるのに年会費が必要で、契約の際に保証人が2人必要となる世界でも稀なルール体制を守ることで、取引の信頼を長年獲得しています。
今回同行者がAWDC公認のダイヤモンドアンバサダーという方で我々も入館することができました。

次はいよいよ、待望のダイヤモンド業者との面会です。
約10社の業者と1社5分ほどで面会を行うシステム。
メレダイヤならメレダイヤ、変形ダイヤなら変形ダイヤと、それぞれの得意分野の話聞きます。
興味持っていることを伝えると、翌日会いにいけることに。3社に目星をつけ、明日のアポイントを楽しみに。そんな仲介の様子にまるで婚活みたいだなという印象でした。

市庁舎で開かれるというセレモニー
ベルギー日本大使含め総勢50人ほど集まる大規模な会

一度ホテルに戻り休憩後、市庁舎で開かれるというセレモニーに出席させていただくことに。
セレモニーはAWDC社長、ベルギー日本大使含め総勢50人ほど集まる大規模な会で、DnA((Diamonds&Antwerp))認定授与式と共に乾杯。

セレモニーはAWDC社長
DnA((Diamonds&Antwerp))認定授与式
AWDC社長
AWDC社長2

なかなか入ることのない場所に、私はこっそり館内探検を楽しんでいました。
館内の至る所にある壁画や豪華な大階段。室内は全てふかふかの絨毯が敷かれ、高貴な気分に浸ることができる貴重な機会になりました。
ホテルに戻ると広いテラスをまるで屋台のように散策し、2日目が終了。

この日はAWDCの歴史を学び、昨日の業者に会いに行くスケジュール。

AWDCの歴史を学び
DnAセミナー

最初にお会いしたのはメレダイヤの業者。向かう場所を間違い、遅刻ぎみな面会に焦りながらも面会開始。
0.1ct未満のメレを拝見し、小さいメレダイヤにも関わらず、人の手で研磨している職人の技術を目の当たりに。まるで砂みたいなメレダイヤはピンセットでつまむだけでも難しいサイズ。思わず飛ばしてしまう失態も(笑)。

0.1ct未満のメレ
まるで砂みたいなメレダイヤ

2社目もメレダイヤの業者。主にドバイでの商売をメインとしているらしく、在庫がないためご縁はない結果に。

3社目は変形ダイヤの業者。エメラルドカットのダイヤモンドに魅了され、私は興味津々。ガードルが驚く程薄く、とてもキレイでした。

面会が終わると、そろそろの味濃い食べ物が恋しくなったこともあり、中華料理店へ。美しいアントワープとは違うディープな部分にも触れ、ホテルへ帰宅。この日ももちろん夜はテラスでまったり。テラスは自宅のようにくつろげるお気に入りの空間になりました。

ベルギー・ビール
美しいアントワープとは違うディープな部分
2017.09.7

4日目 帰国

11時に空港へ向かい、ベルギーとさようならして日本へ出発。

ベルギーとさようならして日本

今回学んだことは空港のビールが高いということ。ではもちろんなく(笑)、AWDCの検査の厳しさから守られている信頼の厚さと、ダイヤモンドカッターの高いレベルに裏打ちされたクオリティの高さ。その両者を肌で感じることができ本当に貴重な経験となりました。
gardenで取り扱うベルギーダイヤモンドの美しさがどれほどの歴史とセキュイティと技術で生まれているか。その安心感とすばらしさをもっともっとお客様に伝わるように、そして実感していただけるようなshopでありたいと感じました。

皆様、こんにちは。
garden心斎橋店の田原と申します(^^)/

今回、gardenでも人気の高いドイツブランドFISCHER(フィッシャー)の工場を見学するために、ドイツへ行ってまいりました!!

個人的に大好きなFISCHER。
この研修を通してFISCHERの魅力を多くのカップル様にお伝えできればと思います。

はじめに

FISCHERについて簡単にご説明させて頂きます。

大阪の結婚指輪・婚約指輪ブランドFISCHER

日本からおよそ1万キロ離れたドイツの小都市フォルツハイム。
その地のゴールドマイスターが伝統の鍛造という技法を使い二人の為に一から創り出すブライダルリングです。
フィッシャー社は1919年創業のもう少しで100年続くファミリー会社です。
4代目の現社長ヴォルフガング・フィッシャーは積極的に海外に進出し、現在日本でもFISCHERが展開されるようになりました。

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